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「FFmpeg」v2.1.2が公開、各種コンポーネントをアップデート
以前のバージョンで発見された脆弱性の修正も含まれている模様
(2014/1/15 10:24)
オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」の最新安定版v2.1.2が、13日に公開された。現在、公式サイト“ffmpeg.org”から無償でダウンロード可能。Windows向けのバイナリは“Zeranoe FFmpeg”からダウンロードできる。
「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換する「ffmpeg」などのツール・ライブラリから構成されるオープンソースのマルチメディアフレームワーク。「Google Chrome」や「MPlayer」、「VLC media player」といったオーディオ・ビデオを扱うさまざまなソフトで利用されている。
今回公開された最新版v2.1.2は、v2.1系統(コードネーム:Fourier)のマイナーアップデート。“libavutil”をはじめとする各種ライブラリがアップデートされたほか、以前のバージョンで発見された脆弱性の修正も含まれている模様。脆弱性の修正には、Google社も積極的に関与しているという。