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VideoLAN、「VLC for Windows 8」ベータ版を公開。「VLC」がWindows ストアアプリに
デスクトップ版「VLC」でサポートされるすべてのフォーマットに対応
(2014/3/13 11:06)
仏VideoLAN Projectは12日(現地時間)、「VLC media player」のWindows ストアアプリ版「VLC for Windows 8」をベータ版として公開した。現在、“Windows ストア”から無償でダウンロード可能。
「VLC for Windows 8」は、マルチプラットフォームに対応するオープンソースのデスクトップ向けメディアプレイヤー「VLC media player」を“Windows ランタイム(WinRT)”で動作するように移植したもの。開発資金をクラウドファウンディングサービス“Kickstarter”で募った結果、最終的に目標をはるかに上回る47,056ポンド(約800万円)が寄せられており、期待の高さがうかがわれる。
「VLC for Windows 8」はデスクトップ版「VLC」でサポートされるすべてのオーディオ・ビデオフォーマットに対応。埋め込みの字幕を表示することも可能で、リムーバブルストレージやDLNAサーバーのメディアの再生もサポートする。
ただし、ベータ版ゆえの制限も多く残されている。たとえばハードウェアアクセラレーションが機能しないため、動作速度はデスクトップ版に劣る。プレイリストなどの機能も未実装で、実装済みの機能に関しても動作が不安定な部分が少なからず見受けられる。
また、本バージョンはIntel CPU向けにコンパイルされており、ARM CPUでは動作しない。ARM CPUのサポート自体は計画されており、Windows RT版だけでなくWindows Phone版のリリースも視野に入っているようだ。
ソフトウェア情報
- 「VLC for Windows 8」
- 【著作権者】
- VideoLAN
- 【対応OS】
- Windows 8/8.1(x86, x64)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.2.0(14/03/10)