ニュース

Windows 8.x搭載タブレットPCでペン・タッチ入力をサポートした「Metasequoia」v4.1.2

ペン入力の際の筆圧感知にも対応

「Metasequoia」v4.1.2

 (株)テトラフェイスは14日、3DCGモデリングソフト「Metasequoia(メタセコイア)」の最新版v4.1.2を公開した。

 今回のアップデートでは、Windows 8/8.1搭載のタブレットPCでタッチおよびペンによる入力が正式にサポートされた。たとえば、前バージョンのv4.1.1ではメイン画面右上にあるアイコンを利用した視点操作をタッチやペンで行うのは難しかったが、本バージョンではその使い勝手が劇的に改善。また、ペン入力の際の筆圧感知にも対応する。

 ただし、Windows 7以前のOSを搭載するタブレットPCではペン入力に対応しないので注意。これまで通り、ワコム製をはじめとする“Wintab API”を利用したタブレットのみがサポートされる。

 そのほかにも、セカンドモニターで利用している場合にメニューが正しい位置に表示されない問題など、さまざま不具合が修正されている。

 「Metasequoia」は、Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1に対応しており、基本的なモデリング機能と独自のMQO形式での保存のみができる“入門”モードは無償で利用可能。より高度な機能を利用できる“Standard”エディションは5,250円(税込み)、業務利用向けの機能を備えた“EX”エディションは19,950円(税込み)のシェアウェアとなっている。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。本バージョンに対応したSDKも提供されている。なお、今回のアップデートでSDKの内容に変更はない。

ソフトウェア情報

「Metasequoia」
【著作権者】
(株)テトラフェイス
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1
【ソフト種別】
シェアウェア “Standard”エディションは5,250円(税込み)、“EX”エディションは19,950円(税込み)(基本機能のみ利用できる“入門”モードは無償で利用可能)
【バージョン】
4.1.2(14/03/14)

(柳 英俊)