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テトラフェイス、3DCGモデリングソフト「Metasequoia 4.1」を公開
「Metasequoia 4」以来の大型アップデート、ボクセロイドをはじめとする新機能を搭載
(2014/1/27 15:57)
(株)テトラフェイスは24日、3DCGモデリングソフト「Metasequoia(メタセコイア)」の最新版「Metasequoia 4.1」を公開した。昨年9月に「Metasequoia 4」をリリースして以来、初の大型アップデートとなる。
「Metasequoia 4.1」では既存機能の強化や不具合の修正に加え、ボクセロイドをはじめとする新しい機能がいくつか追加されている。“ボクセロイド”とは、ポリゴンをボクセル化する機能。2Dグラフィックスを正方形の“ピクセル”で表すように、3Dグラフィックスを立方体の“ボクセル(voxel)”で表現する。安価な3Dプリンターで出力する前の下処理などに利用可能で、3Dプリントする際に折れやすい個所を補強することも可能。
そのほかにもオブジェクトの裏側と背景の違いをわかりやすく表示する[裏面を強調表示]機能や、どの面にも接していない辺が一目で把握できる[開いた辺を強調表示]機能を搭載。オブジェクトを直線または矩形で切断する[ナイフ]コマンド、[パス複製]コマンド、頂点カラーを[テクスチャーへ変換する]コマンドといった新しいコマンドも追加されている。
「Metasequoia」は、Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1に対応しており、基本的なモデリング機能と独自のMQO形式での保存のみができる“入門”モードは無償で利用可能。より高度な機能を利用できる“Standard”エディションは5,250円(税込み)、業務利用向けの機能を備えた“EX”エディションは19,950円(税込み)のシェアウェアとなっている。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。本バージョンに対応したSDKも提供されている。
ソフトウェア情報
- 「Metasequoia」
- 【著作権者】
- (株)テトラフェイス
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版のVista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- シェアウェア “Standard”エディションは5,250円(税込み)、“EX”エディションは19,950円(税込み)(基本機能のみ利用できる“入門”モードは無償で利用可能)
- 【バージョン】
- 4.1.0(14/01/24)