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Microsoft、プログラミング言語“TypeScript”を正式リリース

「VS 2013」は“Update 2”でビルトイン対応、「VS 2012」は拡張機能が利用可能

「Visual Studio 2013 Update 2」RC版で“TypeScript”をビルトインサポート

 米Microsoft Corporationは2日(現地時間)、「TypeScript 1.0」のリリースを発表した。本バージョンが正式版となる。

 “TypeScript”は、“JavaScript”へ静的型付け、クラス、モジュールといった機能を追加し、多くのコンポーネントから成る大規模アプリケーションの開発に耐えうるものへ拡張したオープンソースのプログラミング言語。“CoffeeScript”などと同様、“JavaScript”へ変換(コンパイル)して利用する仕組みとなっている。

 「Visual Studio 2013」の場合、同日公開された「Visual Studio 2013 Update 2」RC版で「TypeScript 1.0」がビルトインでサポートされており、追加のプラグインなしで“TypeScript”アプリケーションの開発が可能。

 「Visual Studio 2012」の場合は、拡張機能「TypeScript Tools for Visual Studio 2012」をインストールすることで、“TypeScript”のシンタックスハイライトや入力補完、コンパイルといった機能が利用できるようになる。

 そのほかにも、“Node.js”パッケージによるコンパイラーの配布も行われている。また、ソースコードは“CodePlex”のプロジェクトサイトから入手可能。

ソフトウェア情報

「TypeScript Tools for Visual Studio 2012」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(14/04/02)

(柳 英俊)