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サイバーリンク、クラウドで動画を共有可能になった「PowerDVD 14」を発売
容量が10GBのオンラインストレージサービスを1年間利用可能
(2014/4/8 20:00)
サイバーリンク(株)は8日、定番Blu-ray Disc/DVD再生ソフトの最新版となる「PowerDVD 14」を発売した。最新版の主な変更点は、最上位版の“Ultra”エディションで専用のオンラインストレージサービス“サイバーリンククラウド”を使ってメディアファイルの共有が可能になったこと。
“サイバーリンククラウド”は、容量が10GBで1年間無償で利用でき、追加容量の購入や利用期間の延長もできる。「PowerDVD 14」で管理する動画・画像・音楽ファイルを自動で同期でき、「PowerDVD 14」のほか、モバイルアプリ「Power Media Player」でもアクセス可能。「Power Media Player」はAndroid/iOS版やWindows ストアアプリ版が用意されている。
さらに、“サイバーリンククラウド”へファイルをアップロードする際には、モバイル端末でも再生できるようにファイル形式を変換したり、画質を控えめにして容量を圧縮することが可能。アップロードしたファイルにはWebブラウザーでもアクセス可能で、ダウンロードするほか、Webブラウザー上でストリーミング再生することもできる。
また、H.264形式より高画質・高圧縮なH.265形式に対応し、4K画質のH.265動画の再生も可能になった。
上から2番目となる“Pro”エディションから利用できる機能としては、ライブラリ画面で撮影日付に応じて月間カレンダー上に動画や写真などを配置して表示する“カレンダービュー”が追加された。
さらに、全エディションに追加された新機能として、低レイテンシー・高音質な音声再生が可能な“Windows Audio Session API(WASAPI)”の排他モードに対応した。また、字幕を含むMKV動画の再生や、MP4ファイルに格納されたSRT形式の字幕表示が可能になった。
そのほか、買い切り方式の“Ultra”“Pro”“Standard”エディションに加えて、年額などで課金するサブスクリプション方式で購入できる「PowerDVD Live」も用意された。「PowerDVD Live」は3カ月1,680円(税抜き)または12カ月4,980円(税抜き)で購入でき、“Ultra”エディションとほぼ同等の機能を利用可能。
「PowerDVD 14」は、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1に対応しており、製品版は“Ultra”エディションが11,800円(税抜き)、“Pro”エディションが9,500円(税抜き)、“Standard”エディションが4,980円(税抜き)でダウンロード販売されている。30日間利用可能な体験版も用意されており、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「PowerDVD 14」
- 【著作権者】
- CyberLink Corp.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- 体験版(製品版はダウンロード販売 11,800円(税抜き)など)
- 【バージョン】
- 14.0.3917.58(14/04/08)