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YouTubeやniconicoの動画を管理できるWebブラウザー「Funguard」のアルファ版が公開
タッチ操作に対応しており、全画面表示にするとWindows ストアアプリ風の操作も可能
(2014/4/15 16:00)
(株)クライアントサイドは15日、動画共有サイトでの動画視聴に特化したWebブラウザー「Funguard」のアルファ版となるv1.0.0 alpha 1.0を公開した。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
「Funguard」は、YouTubeやniconico、Dailymotionで視聴した動画の管理機能を備えたWebブラウザー。本ソフトでYouTubeやniconicoの動画を視聴すると、自動で本ソフトのライブラリにサムネイル付きで登録され、以後さまざまな方法で分類してすばやく再視聴できるようになるのが特長。
基本の画面は3ペインに分かれており、左ペインで選択した分類の動画が右上ペインに一覧表示され、一覧で選択した動画のWebページが右下ペインに表示される仕組み。また、ツールバー上のフィルム型のボタンからは動画の管理に関するコマンドが並んだ動画メニューを表示できる。
分類には、動画メニューからスターを付加した動画や任意のプレイリスト、最近見た動画、再生回数の多い動画などが用意されているほか、タグによる分類も可能。また、動画メニューなどからFacebookやTwitterなどで動画を共有する機能も備える。加えて、画面右上の検索欄からは通常のWeb検索だけでなく、動画の視聴履歴をインクリメンタルサーチで絞り込むことが可能。
さらに、Windows 8以降のタッチ操作に対応しており、スキンを変更することでタッチ操作向けの大きなボタンを使ったユーザーインターフェイスへ切り替えられる。また、全画面表示にするとWindows ストアアプリ風の操作を利用可能。たとえば、画面下端から上へスワイプするとタブやツールバーなどが表示され、上端から下へスワイプすると“ジェスチャー入力”モードを呼び出せる。ジェスチャー入力モードではスワイプによるジェスチャーで本ソフトを操作可能。
そのほか、分類ごとに動画へのサムネイル付きリンク集としてHTML形式で自動で出力する機能を備える。この機能を使い、出力するフォルダをDropboxやOneDriveといったオンラインストレージサービスの自動同期フォルダへ設定しておくことで、本ソフトで管理している動画をスマートフォンや出先のパソコンでも手軽に視聴可能になる。
なお、本ソフトは現在アルファ版として公開されているため、強制終了するなどの不具合が存在する。日常的な利用には向かないので注意しよう。
ソフトウェア情報
- 「Funguard」
- 【著作権者】
- (株)クライアントサイド
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0 alpha 1.0(14/04/15)