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「Dropbox」v2.8が安定版に、自動サインインに対応するなどインストーラーを改善

ディスク空き容量の警告機能も追加される

「Dropbox」v2.8.0

 米Dropbox Inc.は、オンラインストレージサービス“Dropbox”のクライアントソフト「Dropbox」の最新安定版v2.8.0を公開した。これまでのv2.6系統に代わる新しい安定版となる。Windows/Mac OS X/Linux(x86/x64)に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。

 v2.8.0における変更点は、インストーラーの改善がメイン。すでにWebサイトへログインしている場合、インストーラーでのログイン情報の入力が不要になる自動サインイン機能がWindows/Mac版で実装されたほか、“Dropbox”に保存されているファイルが10GBを超えている場合や、すべての“Dropbox”ファイルをローカルと同期するにはディスクの容量が足りない場合、セットアップウィザードで“選択同期”機能を利用するよう案内されるようになった。ローカルで必要なファイルのみを同期することで、同期処理にかかる時間を短縮するとともに、ディスクの空き容量を増やすことができる。

 さらに、ディスクの空き容量が少なくなったことをユーザーに通知する機能が追加されたほか、タスクトレイのアイコンが新しくなった。また、まれに接続エラーが止まらなくなる問題などが修正されている。

ソフトウェア情報

「Dropbox」Stable Build
【著作権者】
Dropbox Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.8.0

(柳 英俊)