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任意のコマンドを実行できてしまう脆弱性などを修正した「LibreOffice」v4.3.1/4.2.6

「Apache OpenOffice」v4.1.0以前に存在した脆弱性と同様の脆弱性2件

「LibreOffice」v4.3.1

 The Document Foundationは28日、「OpenOffice.org」から派生したオープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の最新版v4.3.1およびv4.2.6-secfixを公開した。両バージョンの主な変更点は、“CVE-2014-3524”“CVE-2014-3575”として報告されている脆弱性を修正したこと。

 両脆弱性は、「Apache OpenOffice」v4.1.0以前に存在した脆弱性として、デンマークのセキュリティベンダーSecunia ApSが26日(現地時間)に発表したものと同じもの。Secuniaによる深刻度は2番目に高い“Highly Critical”とされていた。詳しい内容は、Secunia発表時の記事を参照してほしい。

 そのほか、v4.3.1では100以上の不具合が修正されているという。

 「LibreOffice」v4.3.1およびv4.2.6-secfixは、Windows XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「LibreOffice」
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.3.1(14/08/28)
「LibreOffice」
【著作権者】
LibreOffice contributors
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
4.2.6-secfix(14/08/28)

(長谷川 正太郎)