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iOS端末のデータバックアップツール「CopyTrans Shelbee」ベータ版が無償公開

容量を気にすることなく、好みのローカルフォルダへバックアップが作成可能

「CopyTrans Shelbee」v1.00 Beta

 スイスのWindSolutions LLCは5日(日本時間)、「iTunes」を使わずにiOS端末のデータをローカルフォルダへバックアップできるソフト「CopyTrans Shelbee」v1.00をベータ版として公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「CopyTrans Shelbee」は、iOS関連ツール“CopyTrans”シリーズの開発で知られるWindSolutions製のバックアップソフト。iPhoneの設定やカメラロール内の写真、連絡先、カレンダー、メモ、メッセージ、アプリのデータなどを任意のローカルフォルダへバックアップできる。

 iOS端末のバックアップには“iCloud”や「iTunes」が利用できるが、“iCloud”には5GBという容量制限(無償プランの場合)がある。また、「iTunes」にはバックアップ先が選べないという難点がある。しかし、本ソフトならば好みの場所にバックアップを作成することが可能。大容量の外付けHDDへバックアップしたり、USBメモリへバックアップすることもできる。

 初回のバックアップはフルバックアップを行う必要があるが、2回目からは差分のみのバックアップが行えるのも利点。複数端末のバックアップを個別に作成・リストアすることもできる。

 なお、本ソフトはiOS関連のツールがセットになった「CopyTrans Suite」の一部として配布されているインストーラー版と、単体でダウンロードできるZIP版が用意されている。また、本ソフトはあくまでもテストを目的としたベータ版として公開されているので注意。

ソフトウェア情報

「CopyTrans Shelbee」
【著作権者】
WindSolutions
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00 Beta(14/09/04)

(樽井 秀人)