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検索ユーティリティ「Listary」v4.23が公開、ファイルタイプによる絞り込みが可能に
「AutoCAD 2015」のサポートや検索結果のXLSXエクスポートなどの新機能も
(2014/9/26 15:37)
検索ユーティリティ「Listary」v4.23が、24日(日本時間)に公開された。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応しており、個人利用に限り無償で利用可能。編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、本ソフトの公式Webサイトや窓の杜ライブラリから最新版のv4.23.1728がダウンロードできる。
「Listary」は、ファイルマネージャーの検索機能を拡張する補助ツール。OS標準のファイルマネージャー「エクスプローラ」(デスクトップやファイルダイアログを含む)のほかにも、「Total Commander」「Directory Opus」「WinRAR」「7zip」「FileZilla」などのサードパーティー製ソフトに対応しており、文字キーをタイプするだけで呼び出すことが可能。そのまま名前をタイプしていけば、その場でファイルのフィルタリングが行える。また、システム内のフォルダやファイル、アプリケーションを検索してアクセスすることも可能。ほとんどリストのみのポップアップウィンドウだけで構成されるシンプルなユーザーインターフェイスも魅力だ。
v4.23における主な変更点は、検索フィルター機能が追加されたこと。オプション画面の[検索]画面であらかじめフィルタリング条件を登録しておくと、“(検索キーワード):(フィルター名)”“(検索キーワード) (フィルター名):”といった書式で検索結果にフィルターを適用できる。
初期設定では“folder”“file”“doc”“pic”“audio”“video”の6種類が登録されており、たとえば“(検索キーワード) file:”とすればファイルのみが検索結果に表示される。このフィルターはユーザー側で追加や編集を行うことも可能だ。
また、v4.20で追加されたパスの絞り込み(Search Path)機能でドライブレターが利用可能になったのも注目すべき改善点。たとえば“d:\(検索キーワード)”“(検索キーワード) d:\”とすれば、“D:\”以下にあるファイル・フォルダのみがマッチする。このパスの絞り込み機能は、有償版の「Listary Pro」(価格19.95米ドル)に搭載されている“プロジェクト”機能でも利用可能だ。
そのほかにも、「AutoCAD 2015」を新たにサポート。さらに、検索結果リストの内容を「Microsoft Excel」のXLSX形式でエクスポートする機能や「Listary」のポップアップウィンドウをファイルマネージャー画面の中央に表示するオプション、新しいホットキーなども追加されている。
ソフトウェア情報
- 「Listary」
- 【著作権者】
- Bopsoft
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ)
- 【バージョン】
- 4.23.1728