紀伊國屋書店、Windows ストアアプリ版「Kinoppy」v2.0を公開

「紀伊國屋書店 Kinoppy」v2.0.0.11188

　（株）紀伊國屋書店は5日、“紀伊國屋書店ウェブストア”で購入した電子書籍を管理・閲覧できるWindows ストアアプリ「紀伊國屋書店 Kinoppy」の最新版v2.0.0.11188を公開した。現在、“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。

　メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、iOS/Android版ですでに導入されている新しい機能が実装された。

　たとえば、“メイン本棚”以外にも本棚が複数作成できるようになった。一般書籍とマンガを分けたり、お気に入りの書籍だけを集めた本棚を作成したりすることが可能で、大量の書籍を管理している場合に役立つ。

　また、あらかじめ指定した条件で書籍をフィルタリングして一覧表示する“スマート本棚”機能が追加された。条件にはタイトル、著者名、出版社名、本棚名、ジャンル、購入日、最終読書日などが指定可能。好みの作家やジャンルを集めた本棚を作ったり、“最近3カ月以内に買った本”といった条件で本を探すのに便利。

複数本棚をサポート

あらかじめ指定した条件で書籍をフィルタリングして一覧表示する“スマート本棚”

　さらに、本棚の表示方法として“グリッドビュー”と“リストビュー”が選択できるようになったのも大きな改善点。“グリッドビュー”は端末の幅に合わせて本棚が折り返し表示されるので、横スクロールが発生しない。また、“リストビュー”は本のタイトルと表紙が縦一列に並んでおり、本の表紙のサムネイルよりもタイトルの一覧性を重視したい場合に向いている。

“グリッドビュー”

“リストビュー”

ビューワー画面

　そのほかにも、ビューワー画面で文章に線を引く機能や、マークの色を変更する機能が追加された。また、アプリケーションのアイコンもリニューアルされている。