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日本語プログラム言語「なでしこ」の発表10周年を記念したコンテストが開催

開発者向けの作品部門のほか、アイデアや思い出を募る10周年記念部門が設けられる

“なでしこプログラムコンテスト”

 なでしこ生誕10周年記念実行委員会は1日、日本語プログラム言語「なでしこ」を利用したプログラムコンテスト“なでしこプログラムコンテスト”を開始した。このコンテストは「なでしこ」の公表10周年を記念したもの。

 プログラム言語「なでしこ」は、クジラ飛行机氏が開発したインタプリタ方式のスクリプト型プログラミング言語。ソースコードが日本語で書けるのが最大の特長で、英語が苦手なユーザーでも気軽にプログラミングに挑戦できる。

 “なでしこプログラムコンテスト”には、大きく分けて作品部門(プログラム部門)と10周年記念部門(アイデア部門)の2部門が設けられている。

 作品部門には、実際の生活で役に立つプログラムを募集する“カテゴリ1(役に立つプログラム部門)”、「なでしこ」で開発されていればなんでもよい“カテゴリ2(自由部門)”、学生限定の“カテゴリ3(学生部門)”がある。我こそはと思う「なでしこ」開発者はぜひ参加してみよう。

 一方、10周年記念部門には、「なでしこ」を利用して実現したい・してほしいというアイデアを募集する“カテゴリ4(なでしこアイデア部門)”と、「なでしこ」10周年を記念したアイデアやエピソードなどを募った“カテゴリ5(なでしこエピソード部門)”を用意。開発に時間の取れない人や、これからプログラミングに挑戦するという人でも参加できる部門となっている。

 なお、コンテストの審査期間は2015年3月31日までで、専用の掲示板から応募が可能。カテゴリー別に贈られる賞にくわえ、参加賞(先着順)も用意されるという。

(樽井 秀人)