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VMware、仮想PCソフト「VMware Workstation 11」「VMware Player 7」を公開

Windows 10 Technical Preview、Ubuntu 14.10、CentOS 7などの最新OSをサポート

「VMware Player」v7.0.0

 米VMware, Inc.は1日(現地時間)、仮想PCソフト「VMware Workstation」のメジャーアップデート「VMware Workstation 11」を公開した。価格は37,836円(アップグレードは22,672円)で、現在30日間試用できる評価版が同社のWebサイトからダウンロード可能。非営利目的に限り無償で利用できる「VMware Player 7」も併せて公開されており、同じく同社のWebサイトからWindows版とLinux版がダウンロードできる。

 両ソフトの最新版では、「Windows 8.1 Update」や「Windows Server 2012 R2」、「Ubuntu 14.10」、「Red Hat Enterprise Linux 7」、「CentOS 7」といった最新OSを正式にサポート。加えて、現在プレビュー版として提供されている次期Windows「Windows 10 Technical Preview」にも対応している。

 さらに、最新のハードウェアがサポートされた。とくにIntelの“Haswell”へ最適化されており、マルチメディアや暗号化・復号処理をはじめとするCPU負荷の高い処理で最大45%の性能向上を果たしているという。

 そのほかにも、仮想マシンへ最大で2GBのビデオメモリが割り当て可能になるなどの改善が施された。

「Windows 10 Technical Preview」などの最新OSをサポート
仮想マシンへ最大で2GBのビデオメモリが割り当て可能に

 なお、本バージョンから「VMware Workstation」「VMware Player」の実行に64bit版OSが必要となっているので注意。仮想マシン上で32bit版OSを実行することは引き続き可能だ。

ソフトウェア情報

「VMware Player」
【著作権者】
VMware, Inc.
【対応OS】
64bit版Windowsなど(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(非営利目的に限る)
【バージョン】
7.0.0(14/12/01)

(樽井 秀人)