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「KINGSOFT Internet Security 2015」に“パスワード管理機能”が追加

パスワードなどのアカウント情報を暗号化してPC内に保持しておける新機能

「KINGSOFT Internet Security 2015」

 キングソフト(株)は2日、無料で使えるセキュリティ対策ソフト“KINGSOFT Internet Security”シリーズの最新版「KINGSOFT Internet Security 2015」へ、新たに“パスワード管理”機能を実装した。

“パスワード管理”画面

 “パスワード管理”機能は、Webメールや通販といったオンラインサービスのアカウント名・パスワードなどを、マスターパスワードで保護されたローカルのリストへ100件まで保存可能な機能。メインウィンドウの[ツール]ボタンやデスクトップへ別途作成可能なアイコンから起動する“パスワード管理”ウィンドウで利用できる。

 “パスワード管理”機能を実行すると、初回起動時には空白のリストが表示されるので、そこへアカウントやパスワードなどを登録してゆく。アカウントを追加する際に“サービス名”のテキストボックスをクリックすると“Google”や“Goo”など著名なサービスの一覧がポップアップされ、選択することでURLなどの情報を自動入力可能。当てはまるものがない場合は、キーボードから文字を入力すればポップアップを無視することができる。

 “パスワード管理”機能はユーザーが設定するマスターパスワードによって保護される。起動時だけでなく、“パスワード管理”ウィンドウを開いたままにしていると、一定時間ごとにマスターパスワードの入力が必要となる仕組み。マスターパスワードを紛失した場合、リストは閲覧不可能になるので注意が必要だ。

アカウント情報の登録画面。登録したいサービスが一覧になければそのまま文字入力をすれば良い
リスト上ではパスワードは“●”で隠して表示されるが、“●”をクリックするとパスワードが表示される

 なお、本ソフトには広告が表示される代わりに無料の広告付完全無料版と、広告は表示されないがIEのトップページを同社のWebページ“StartHome”に変更する広告なし完全無料版が用意されている。また、広告を非表示にする年間ライセンスが1,000円(税込み)、無期限に広告非表示で利用可能なライセンスが2,000円(税込み)などで販売されている。

ソフトウェア情報

「KINGSOFT Internet Security 2015」
【著作権者】
キングソフト(株)
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vita/7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト(広告つき)など
【バージョン】
kis2015.042417

(市川 祐吉)