ニュース
Adobe、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」の定例アップデートを公開
20件の脆弱性を修正
(2014/12/10 15:33)
米Adobe Systems Incorporatedは9日(現地時間)、「Adobe Reader」および「Adobe Acrobat」の最新版を公開した。今回のバージョンアップは、四半期ごとに実施されている定例アップデートとなる。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB14-28)によると、今回のアップデートではCVE番号ベースで20件の脆弱性が修正されているという。これらの脆弱性はWindows版およびMac版に影響し、深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”。更新プログラムの適用優先度はすべての製品で“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”とされており、一刻も早いアップデートが推奨されている。それぞれの製品バージョンは以下の通り。
- 「Adobe Reader X」v10.1.13(Windows/Mac)
- 「Adobe Reader XI」v11.0.10(Windows/Mac)
- 「Adobe Acrobat X」v10.1.13(Windows/Mac)
- 「Adobe Acrobat XI」v11.0.10(Windows/Mac)
現在、同社のWebサイトから最新版がダウンロードできるほか、アプリケーションに搭載されている自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Reader XI」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003 R2/Server 2008/Server 2008 R2/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.10(14/12/09)