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アニメーションWebPとアニメーションPNGに対応した「FFmpeg 2.5」が公開

CVE番号ベースで13件の脆弱性を修正

 オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」の最新版「FFmpeg 2.5」(コードネーム:Bohr)が、5日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows向けのバイナリは“Zeranoe FFmpeg”からダウンロードできる。

 「FFmpeg 2.5」は、「FFmpeg 2.4」に代わる新しい安定版。本バージョンでは、アニメーションWebP(Animated WebP)ファイルのデコードに対応したほか、アニメーションPNG(Animated PNG:APNG)が新たにサポートされた。そのほかにも、ビデオストリーミング関連の機能強化などが盛り込まれているという。

 なお、本バージョンではCVE番号ベースで13件の脆弱性が修正されているので注意。また、「FFmpeg 2.4」系統の最新版v2.4.4でもCVE番号ベースで4件の脆弱性が修正されたことが告知されている。

(樽井 秀人)