ニュース
「EmEditor Professional」巨大な文書をより扱いやすくしたv14.7.0
指定文字列を含む行を表示しないフィルターや文字列の長さによる並べ替えなど
(2014/12/16 18:27)
(株)エムソフトは15日、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v14.7.0を公開した。本バージョンでは巨大なサイズの文書を編集しやすくなる機能追加が行われている。
本バージョンでは指定した文字列を含む行を除外して表示することができるようになった。除外したい文字を“フィルター”ツールバーの入力欄に打ち込み、[否定]ボタンを押してから[最新の情報に更新]ボタンを押すと、当該文字列を含む行を除外した結果が表示される。
また、“CSV/並び替え”ツールバーには、[短い文字列から長い文字列へ並べ替え]と[長い文字列から短い文字列へ並べ替え]ボタンが追加された。これは、行を文字列の長さによって並べかえる機能。
さらに、CSV形式のドキュメントで、指定した列のみを対象にフィルタリングができるようになった。加えて、“フィルター”ツールバーの中の[高度なフィルター]ボタンからは複数の列をフィルタリングの対象に設定したり、フィルタリングに使う文字列を複数設定できるようになった。
そのほか、マクロ機能の拡張や新規プラグインAPIの追加といった機能改善が施されたほか、不具合の修正も行われている。
「EmEditor」は4,000円(税抜き)のシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。購入時から1年以内は無償バージョンアップが提供されるが、それ以降のバージョンアップには年額2,000円の“保守プラン”の購入が必要となる。また、アップデートの提供期間に制限のない“永久ライセンス”も15,000円(税抜き)で提供されている。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP以外の64bit版を含むXP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1
- 【ソフト種別】
- シェアウェア (通常ライセンスは4,000円(税抜き)、永久ライセンスは15,000円(税抜き)、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 14.7.0(14/12/15)