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Windowsに独自のスタートメニューを追加する「Start Menu 8」がメジャーアップデート
スタートメニューに新規グループを作成する機能やユーザー画像の同期機能などを追加
(2015/1/6 14:14)
米IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は、Windows 8にスタートメニューを追加できるソフト「Start Menu 8」の最新版v2.0を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、インターフェイスの改良や検索速度の向上といった改善が施されたほか、いくつかの新機能が追加されている。
もっとも注目したいのは、スタートメニューに新規グループを作成する機能だ。スタートメニュー上部にあるショートカットを固定表示(ピン留め)するエリアにフォルダーを設け、好みのサブメニューを追加する機能で、よく利用するタスクを用途別にまとめておくと便利だろう。スタートメニューに設置したフォルダーをクリックするとエクスプローラーが起動するので、そこへショートカットをコピーしておけば、フォルダーを展開した際のサブメニューとしてアクセスできるようになる。
さらに、ショートカットファイルの右クリックに追加された[スタートメニューにピン留め]メニューも便利。当該ショートカットを簡単にスタートメニューへピン留めすることができる。また、[スタートメニューから起動時にユーザーアカウント制御をスキップ]などの新しいオプションが追加された点や、スタートメニューに[最近使った項目]を追加できるようになった点、[電源]メニューにWindowsをセーフモードで再起動するコマンドが追加された点、高解像度環境へ対応した点や透明度の変更に対応した点などもうれしい変更と言えるだろう。
そのほかにも、スタートメニュー右上に表示されるユーザー画像と、Windowsのユーザーアカウントの画像を自動的に同期する機能が追加された。もちろん、それぞれ別の画像を指定することもできる。
なお、本バージョンからはWindows 8/8.1だけでなく、Windows XP/Vista/7やWindows 10 Technical Previewなどもサポートされる。ただし、セーフモードでWindowsを再起動するコマンドの利用はWindows 8以降に限られるので注意しよう。
ソフトウェア情報
- 「Start Menu 8」
- 【著作権者】
- IObit Information Technology
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0