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ストアアプリ版「OneNote」がパスワードで保護された“セクション”の閲覧に対応

第三者によって勝手に閲覧されないよう一定時間操作がないと自動ロック

「OneNote」v16.0.3327.1030

 米Microsoft Corporationは6日(現地時間)、Windows ストアアプリ版「OneNote」の最新版v16.0.3327.1030を公開した。本バージョンではパスワードで保護された“セクション”の閲覧に対応している。

 Windowsデスクトップ版の「OneNote」では、第三者によって勝手に閲覧されないように“セクション”へパスワードをかけることが可能。しかし、このパスワードで保護された“セクション”はWeb版やモバイル版の「OneNote」でも閲覧できるにもかかわらず、従来のストアアプリ版「OneNote」では閲覧できず不便だった。

 本バージョンでは、パスワードで保護された“セクション”を開くとパスワードの入力欄が現れ、ロックを解除できるようになった。パスワードを入力して“セクション”のロックを解除すると“セクション”の閲覧が可能となるが、数分間操作がないと再びロック状態に戻る。

 また、手動でロック状態に戻すことも可能。その場合は“セクション”を選択し、アプリバーの[保護されたセクションのロック]ボタンをクリックすればよい。[Ctrl]+[Shift]+[L]キーでロック状態に戻すことも可能だ。

パスワードで保護された“セクション”の閲覧に対応
[保護されたセクションのロック]ボタンで手動ロックを行うことも

 Windows ストアアプリ版「OneNote」はWindows 8.1(RTを含む)に対応するフリーソフトで、現在“Windows ストア”からダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「OneNote」Windows ストアアプリ版
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
16.0.3327.1030(15/01/06)

(樽井 秀人)