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複数のワークスペースを扱えるようになった「EmEditor」v15.0のベータ版が公開
“高度なフィルター”機能の強化も
(2015/3/16 16:12)
(株)エムソフトは16日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の次期バージョンv15.0のベータ版となるv15.0.0 beta 1を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。
「EmEditor」は、開いているファイルやその編集状態を記憶しておく“ワークスペース”という機能を搭載しているが、本ベータ版ではこのワークスペースを複数扱えるようになった。[ファイル]メニューへ新たに設けられたサブメニュー[ワークスペース]から、ワークスペースを開いたり保存することが可能。
また、“高度なフィルター”機能が強化。検索範囲を文字数で指定できるようになったほか、複数の条件を指定した際に、従来の“論理積(AND:かつ)”だけでなく、“論理和(OR:または)”が利用できるようになり、これまで以上に柔軟なフィルタリング条件を設定できるようになった。さらに[フィルター]ツール バーに[すべてブックマーク]ボタンと[すべて抽出]ボタンが追加され、フィルタリング条件に合致する行をワンボタンでブックマークしたり、抽出できるようになっている。
そのほかにも、[インポートとエクスポート]コマンドがUAC不要になったり、まだ開いていないファイルに対して[現在の文書を複数ファイルに分割]コマンドが利用可能になるなどの機能改善が施されている。
「EmEditor Professional」は、64bit版を含むVista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1に対応する4,000円のシェアウェア。購入時から1年以内は無償バージョンアップが提供されるが、以降のバージョンアップには年額2,000円の“保守プラン”の購入が必要。また、アップデートの提供期間に制限のない“永久ライセンス”も15,000円で提供されている。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むVista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1
- 【ソフト種別】
- シェアウェア (通常ライセンスは4,000円(税抜き)、永久ライセンスは15,000円(税抜き)、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 15.0.0 beta 1(15/03/16)