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Microsoft、「Microsoft Office」の設定や問題点をレポートする「OffCAT」v2.0を公開
問題の修正方法を記述した技術情報の記事へのリンクなども提供
(2015/4/14 14:25)
米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、「Microsoft Office」の設定を分析するツール「Microsoft Office Configuration Analyzer Tool(OffCAT)」の最新版v2.0を公開した。現在、同社のダウンロードセンターから英語版を無償でダウンロード可能。
「OffCAT」は、システムにインストールされている「Microsoft Office」をスキャンし、設定についての詳細や、その問題点をレポートしてくれるツール。発見された問題が既知のものであれば、問題の修正方法を記述した技術情報の記事へのリンクなども提供してくれる。
約1年ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、ユーザーインターフェイスが簡素化。レポート画面で問題の説明と解決策をコンパクトにまとめた“Issues Lists”が追加されるなど、ユーザーインターフェイスの随所に改善が加えられている。
また、機能面では「OneDrive for Business」のサポートや、リアルタイムでエラーやクラッシュを検知する機能の追加などが大きな改善点。また、「Outlook」のカレンダーをスキャンするツール「CalCheck」が追加され、問題点のチェックと解決策の提示が行えるようになった。
「OffCAT」v2.0は、Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2に対応しており、32bit版および64bit版の「Microsoft Office 2013」(“Click-to-Run”を含む)「Microsoft Office 2010」「Microsoft Office 2007」で利用可能。また、動作には.NET Framework 4.5が必要となっている。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Office Configuration Analyzer Tool」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/Server 2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0(15/04/10)