ニュース
「Office 2016」のデスクトップ向けプレビュー版を一般向けに開放
正式リリースは今年秋の予定
(2015/5/8 14:12)
米Microsoft Corporationは4日(現地時間)、これまでITプロフェッショナルおよび開発者を対象に限定公開していた「Office 2016」のデスクトップ向けプレビュー版を一般公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
「Office 2016」は、今年秋の正式リリースが予定されているオフィス統合環境「Microsoft Office」の次期バージョン。本プレビュー版には「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」「OneNote」「Publisher」が含まれており、クラウドサービスとの連携がこれまで以上にシームレスになるほか、リアルタイムでのコラボレーション機能が搭載されるという。また、「Word」「PowerPoint」「Excel」ではコマンドを検索する機能が追加されるほか、「Exchange」「SharePoint」「Outlook」などで採用されているデータ損失防止(DLP)技術も追加される。
「Office 2016」の対応OSはWindows 7以降で、日本語を含む39か国語をサポートする。ただし、執筆時現在、提供されているのは英語版のみのようだ。
なお、「Office 2013」と共存させることはできないので注意。プレビュー版「Office 2016」をインストールするには、あらかじめ「Office 2013」をアンインストールしておく必要がある。また、あくまでも初期プレビュー版と位置付けられており、すべての機能は含まれていないので注意。同社によると、アップデート機能を介して毎月機能を追加していくという。