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米SourceForge、収録ソフトに無断でソフトをバンドルする方針を撤回

ソフトのバンドルは明示的に開発者が承認するといった限定的なケースでのみ行う方針へ

 アメリカのオープンソースソフトウェアのライブラリサイト“SourceForge”は1日(現地時間)、メンテナンスされていないプロジェクトのインストーラーへサードパーティー製ソフトを無断でバンドルする方針を撤回すると発表した。同サイトは、「GIMP for Windows」のインストーラーへサードパーティー製ソフトを無断でバンドルし、開発者やコミュニティなどから反発を受けていた。

 発表によると、サードパーティー製ソフトのバンドルは少数のプロジェクトを対象にテストされていたが、否定的な反応が多かったため中止したとのこと。今後ソフトのバンドルは、開発者が明示的に承認するなど、限定的なケースでのみ行っていくという。

(長谷川 正太郎)