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「Firefox 40」がベータ版に、「Windows 10」をタブレットモード込みで完全サポート
“Download protection”機能も搭載。アドオンは署名が必須に
(2015/7/6 15:41)
Mozillaは3日、Webブラウザー「Firefox」v40.0のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。
「Firefox 40」では、7月29日にリリース予定の「Windows 10」がタブレットモードも含めてサポートされる。「Firefox 40」の正式版は8月11日の公開が予定されており、「Windows 10」の登場から10日余りで、正式対応の「Firefox」が利用できるようになる見込みだ。
そのほかにも、不要と思われるソフトからユーザーを守る“Download protection”機能が搭載されたほか、Mozillaがお勧めするWebサイトが新規タブページにタイルとして表示されるようになる。さらにリアルタイムコミュニケーション機能“Firefox Hello”では、特定のWebページを話題にしたチャットを開設できるようになった。そのほかにも、アニメーション処理を非同期化することにより、CSSによるアニメーションがこれまでよりもスムーズになっているという。
また、「Firefox 40」はアドオンの署名要件が適用される初のバージョンとなっている。この要件は“about:config”画面にある“xpinstall.signatures.required”オプションを変更することで無効化することも可能だが、「Firefox 41」ではこのオプションも削除されるという。
なお、すでにアドオンのライブラリサイト“Add-ons for Firefox(AMO)”に掲載されているアドオンの署名は完了しているとのこと。そのため“AMO”からアドオンを入手する限り、インストールで余計な手間が必要になることはない。そのほかにも、“アドオンマネージャ”のスタイルが新しくなり、“オプション”画面のデザインと統一された。
ソフトウェア情報
- 「Firefox」Windows向けベータ版
- 【著作権者】
- contributors to the Mozilla Project
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/7/8/10および64bit版のVista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 40.0beta(15/07/03)