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Adobe、「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の定例セキュリティアップデートを実施
CVE番号ベースで34件の脆弱性が修正される。延長サポートリリースはv18系統に
(2015/8/17 14:13)
米Adobe Systems Incorporatedは11日(現地時間)、「Adobe Flash Player」および「Adobe AIR」の最新版を公開した。今回のアップデートでは、CVE番号ベースで34件の脆弱性が修正されている。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB15-19)によると、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”。更新プログラムの適用優先度は、Linux/Chrome OS向けの「Google Chrome」版「Adobe Flash Player 18」、Linux版「Adobe Flash Player 11.2」、およびすべてのプラットフォームの「Adobe AIR」で“3”、それ以外の製品で“1(72時間程度以内を目安とした可能な限り迅速なアップデートが必要)”に設定されており、以下の最新版への更新が強く推奨されている。
- 「Flash Player」デスクトップランタイム(Windows/Mac):v18.0.0.232
- 「Flash Player」延長サポートリリース:v18.0.0.232
- 「Flash Player」Linux版:v11.2.202.508
- 「Adobe AIR」デスクトップランタイム:v18.0.0.199
「Adobe Flash Player」「Adobe AIR」の最新版は、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。すでにインストールされている場合は、自動更新機能で最新版へとアップデートされる。なお、本バージョンから延長サポートリリース版が「Adobe Flash Player 18」へと変更されているので注意。
そのほかにも、Windows 8/8.1の「Internet Explorer 10」「Internet Explorer 11」、およびWindows 10の「Internet Explorer 11」「Microsoft Edge」用の「Flash Player」の最新版は“Windows Update”を通じて提供される。また「Google Chrome」用の最新版は、同日付で公開されたv44.0.2403.155に同梱されている。バージョンはいずれもデスクトップランタイム版と同じv18.0.0.232。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.0.0.232(15/08/11)
- 「Adobe AIR」Windows向けデスクトップランタイム
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows Server 2008/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.0.0.199(15/08/11)
- 「Google Chrome」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10および64bit版の7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 44.0.2403.155(15/08/11)