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「片道勇者」のSmokingWOLF氏が標準誤差StRと送る新作「プラネットハウル」が公開

宇宙を舞台にしたアクションゲームが“ニコニコゲームマガジン”上で配信開始

「プラネットハウル」v1.001

 (株)ニワンゴは、18日、同社と(株)ドワンゴが運営する動画サービス“niconico”で提供している“ニコニコゲームマガジン”上で、「片道勇者」の作者SmokingWOLF氏がチーム標準誤差StRと共に制作した新作ゲーム「プラネットハウル」v1.000を公開した。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、不具合を修正したv1.001が同社のWebページからダウンロードできる。

 「プラネットハウル」は、宇宙を舞台に繰り広げられるアクションゲーム。宇宙に浮かぶ衛星軌道都市“アトラス”に所属する“13号”と呼ばれている主人公に宇宙船を操作させることでミッションをこなし、ストーリーを進めていく。

レーダーで遠くに何かがあることをある程度探ることができる

 宇宙船はマウスカーソルが向けられた方へ回頭しつつ、常に前進しようとする。瞬時に回頭は行えないため、方向転換や細かい移動などはアクセル・ブレーキなどを組み合わせていこう。隕石や敵など、画面外を移動している物体も、宇宙船に重なって表示されるレーダーである程度把握することが可能だ。

 初期状態では右クリックでアクセル、左クリックでブレーキを利用できるが、クリックの機能は装備されたパーツに依存する。別のパーツを装備すれば、クリックに異なる機能が割り当てられる仕組み。パーツはミッションをこなすことで集められる“スクラップ”を、ミッション開始時のカスタマイズ画面で交換することで手に入る。また、最初から所有している“ミステリーパーツ”を装備すると、難易度の高いハードモードを楽しむことが可能。

 物語が進むにつれて、宇宙空間でアイテムを操作したり、戦闘を行うなど、さまざまなミッションが追加されていく。また、ミッション内で行動の選択を迫られることがあり、選択した行動によってストーリーが変化する場合もある。

“ブレーキ”は装備しないといったカスタマイズも可能
ミッション内で決断を迫られる瞬間も
口調はぶっきらぼうだが主人公たちに親切なアンクル

 ミッションの合間にはイベントが用意されており、主人公を取り巻く人間模様が描かれる。主人公のライバル的存在の“4号”や2人を監督する“アンクル”、それを取り巻くキャラクターたちとの会話が楽しめる。また、イベントの中で提示される選択肢によって、主人公の性格に若干の変化が生じていく。

 本ソフトはオンラインアップデート機能を備えており、今後公開される続編へソフト内からアップデート可能。公式サイトには『チャプターごとに操作のシステムが全面的に変更されます』とあり、10月に公開が予定されている第2話以降、どのようなシステムが搭載されていくのか、公開が待ち遠しい。

ソフトウェア情報

「プラネットハウル」
【著作権者】
SmokingWOLF 氏、PERYKARN(標準誤差StR) 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.001(15/09/18)

(市川 祐吉)