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ゼロデイ脆弱性が発見された「Flash Player」の修正版は16日に前倒し公開される見通し

「Google Chrome」版は一部ですでに修正版の配布が開始か

「Flash Player」

 米Adobe Systems Incorporatedは15日(現地時間、以下同)、当初19日の週としていた「Adobe Flash Player」修正版のリリーススケジュールを前倒しして、16日に公開することを明らかにした。

 同社によると、「Adobe Flash Player」の最新版には未修正の脆弱性(CVE-2015-7645)が存在する。本脆弱性はWindows/Mac/Linuxに影響し、プラグインのクラッシュとシステムの乗っ取りを招く恐れがあるとのこと。すでに本脆弱性を悪用した標的型攻撃も報告されており、早急な対策が必要とされていた。

 編集部にて確認したところ、「Google Chrome」版はすでに一部で修正版と見られるv19.0.0.226の配布が始まっている。

(樽井 秀人)