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「EmEditor」v15.6のベータ版が公開、“更新チャネル”を選択できるように

[クイック起動]ウィンドウではソースコードのシンボル検索とジャンプをサポート

「EmEditor Professional」v15.6.0 beta 1

 (株)エムソフトは5日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の次期バージョンv15.6のベータ版となるv15.6.0 beta 1を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。

 今回のアップデートにおける大きな変更点は、“更新チャネル”が選択できるようになったこと。更新チャネルを“公式リリースのみ”(初期値)から“ベータ版と公式リリースの両方”へ変更すれば、ベータ版に実装された新機能や不具合修正を自動更新機能でいち早くテストし、フィードバックを送ることが可能だ。

 更新チャネルの変更は、[ヘルプ]-[更新チャンネルの選択]メニューから行える。変更の際に「EmEditor」の再起動などは必要ないようだ。

 さらに、ソースコードの編集中に[クイック起動]ウィンドウ([Ctrl]+[Q]キーで起動可能)で“@”と入力することで、当該ソースコードのシンボル一覧を表示できるようになった。“@”に続けてキーワードを入力すればシンボルを絞り込んでいくことが可能。シンボルを選択してコマンドを実行すれば、テキスト内にある当該シンボルの位置へジャンプすることができる。

更新チャネルが選択できるように
[クイック起動]ウィンドウではソースコードのシンボル検索とジャンプをサポート

 「EmEditor Professional」は、64bit版を含むVista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10に対応する4,800円のシェアウェア。購入時から1年以内は無償バージョンアップが提供されるが、以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要。また、アップデートの提供期間に制限のない“永久ライセンス”も18,000円で提供されている。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
【ソフト種別】
シェアウェア(通常ライセンスは4,800円、永久ライセンスは18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
15.6.0 beta 1(15/11/05)

(樽井 秀人)