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正規表現エンジンに“Onigmo”が選べるようになった「EmEditor」v15.7.0
CR/LFを区別して検索・置換するオプションも追加
(2015/12/17 15:48)
(株)エムソフトは17日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v15.7.0を公開した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
本バージョンの主な変更点は、正規表現エンジンとして従来の“Boost.Regex”に加え、“Onigmo(鬼雲)”が選択できるようになったこと。“Onigmo”を利用すると“\p{Han}”(漢字)、“\p{Hiragana}”(ひらがな)、“\p{Katakana}”(カタカナ)などの文字プロパティが利用できるようになる。
さらに、改行コードの“CR(\r)”と“LF(\n)”を区別して検索・置換するオプションを追加。従来は“CR+LF(Windows)”“CR(Mac)”“LF(Linux)”の3つを区別せずにまとめて“\n”で表現していたが、本バージョンでは検索・置換で“CR”が含まれている場合に確認ダイアログが表示されるようになっている。
そのほかにも、プラグイン機能やマクロ機能の拡充、不具合の修正などが施されている。
「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10に対応するシェアウェア。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
- 【ソフト種別】
- シェアウェア(通常ライセンスは4,800円、永久ライセンスは18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 15.7.0(15/12/17)