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「LINE」風画面でラノベを楽しめる“ストリエ”が正式サービス開始

キャラアイコンや吹き出しで構成されたノベルを縦スクロールで。人気作品の連載も

“ストリエ”公式Webサイト

 (株)インデックスは11日、誰でもストーリーやイラストを投稿・閲覧できるサービス“ストリエ”の正式サービスを開始した。これに伴いAndroid/iOS用アプリが公開され、スマートフォン向けに最適化されたUIが利用できるようになった。

 “ストリエ”は「LINE」などのトークアプリで用いられるような発言者の“吹き出し”とイラスト、テキストを組み合わせた読み物を投稿できるサービス。投稿されたストーリーは縦スクロールで楽しむことができ、トークアプリに慣れ親しんだ層にも馴染みやすいUIが採用されている。

 正式サービスの開始に伴って閲覧用のAndroid/iOS用アプリが公開されたほか、大手レーベルから出版されている人気作品の連載も開始された。(株)KADOKAWAの『フルメタル・パニック!』、(株)講談社の『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』など、6つの出版社から45タイトルが日曜日から土曜日まで毎日連載される。

「LINE」風の画面でストーリーを楽しめる
人気作品の連載も開始されている
“ジェネレーター”

 “ストリエ”にノベルを投稿する際には“ジェネレーター”と呼ばれるWebアプリを用いる。登場人物のセリフを“キャラクターアイコン”に“吹き出し”を添えることでトークアプリのように表現できるほか、挿絵や背景、地の文などから何を配置するかを選択、コンテンツをはめ込むだけで簡単にストーリーを生成可能。また、エディターなどで別途作成しておいた文章をインポートする機能も備え、かぎ括弧で囲まれた部分をセリフとして、それ以外の部分は地の文として取り込める。

 “キャラクターアイコン”や挿絵・背景は自ら制作したものをアップロードできるほか、サービスに投稿されているものの利用も可能。“キャラクターアイコン”には最大8種類まで喜怒哀楽などの表情を登録できるので、風船型や破裂型といった形状が用意されている“吹き出し”と組み合わせて豊かな表現が行える。

別途作成しておいた文章のインポートも容易
さまざまな“吹き出し”を利用可能

 そのほか、正式サービスの開始を記念して公式アプリのダウンロードキャンペーンが開始された。12月14日までにiPhoneまたはAndroid版のアプリをダウンロードし、会員登録をしたユーザーの中から抽選でMicrosoftのSurface Pro 4などが当たる。

(市川 祐吉)