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Microsoft製の無償コードエディター「Visual Studio Code」がv1.0.0に
安定版では日本語を含む9カ国語を新たにサポート
(2016/4/15 15:51)
米Microsoft Corporationは15日(日本時間)、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」v1.0.0を正式公開した。最新機能を盛り込んだテスト版であるインサイダービルドもv1.0.0へとアップデートされている。
「Visual Studio Code」は、Windows/Mac/LinuxをサポートしたMicrosoft製のコードエディター。「Electron」や「TypeScript」を用いて開発されており、モダンなエディターで必須とされる機能を一通り備えるにもかかわらず、非常に高速に動作するため、昨年4月のプレビュー版公開から注目を集めていた。11月にはベータ版の公開に合わせ、オープンソース化されている。効率的で強力なデバッグ機能や、ビルトインの「Git」サポートなどが特徴で、拡張機能によりサポート言語を拡充することもできる。
約1年の開発・テスト期間を経てようやく公開されたv1.0.0では、日本語を含む9カ国語が新たにサポートされており、メニューなどのインターフェイスがローカライズされた(インサイダービルドではすでに導入済み)。ただし、コマンドパレットで入力するコマンドまでローカライズされてしまい、コマンドの利用が困難になっているので注意。この問題は近々修正されるようだが、当面は起動オプションに“locale=en”を加えるなどして英語化したうえで利用することをお勧めする。
「Visual Studio Code」は現在、公式サイトからダウンロード可能。Windows/Mac版を利用している場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(16/04/15)
- 「Visual Studio Code」インサイダービルド版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0-insider(16/04/15)