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「Visual Studio Code」の最新ベータ版v0.10.10、新言語サービス“Salsa”を正式採用
コードの折り畳み機能への対応などの機能強化も
(2016/3/8 17:32)
米Microsoft Corporationは8日(日本時間)、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」の最新ベータ版v0.10.10を公開した。3月に開催される開発者向けカンファレンス“Build 2016”へ向けた最後のビルドとなる本バージョンでは、アグレッシブな改善が数多く盛り込まれている。
まず、v0.10.8でプレビュー搭載されたJavaScriptの言語サービス“Salsa”が正式に採用された。“Salsa”ではJSDoc形式のコメントを解釈し、JavaScriptにおける“IntelliSense”によるコード補完機能やパラメーターのヒント機能に役立てることが可能。そのほかにもReactへのネイティブ対応や、TypeScriptとJavaScriptが混在したプロジェクトのサポートなども行われているとのこと。
また、本バージョンではユーザーから多く要望が寄せられていたコードの折り畳み機能を新たにサポート。そのほかにも、各種言語の対応拡充やデバッグ機能の強化、ハイコントラストテーマの導入やスクリーンリーダー対応などのアクセシビリティ改善、ローカライズの改善などが図られている。
「Visual Studio Code」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在公式サイトから英語版がダウンロード可能。Windows/Mac版を利用している場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.10.10(16/03/08)