レビュー
閲覧ページのCookieを閲覧・編集できるGoogle Chrome拡張機能「EditThisCookie」
Webアプリの開発やテストを行いたい場合などに活用しよう
2016年6月1日 14:45
「EditThisCookie」は、「Google Chrome」で閲覧しているWebサイトのCookieを管理できる拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome」v51.0.2704.63で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
「Google Chrome」では、アドレスバー左端に表示されるアイコンをクリックすると現れるポップアップから、閲覧ページで使われているCookieに関する情報を取得できる。この画面ではCookieの削除やブロックも行えるが、たとえば新しいCookieを追加したり、既存のCookieを編集したい場合は、「EditThisCookie」のような拡張機能を利用する必要がある。Webアプリの開発やテストを行いたい場合などに活用しよう。
本拡張機能でCookieを閲覧・編集するには、拡張機能のボタンをクリックすると現れるポップアップを利用する。“デベロッパー ツール”に追加される[EditThisCookie]タブを利用することもできるが、こちらはあくまでもベータ版という位置付けなので注意したい。
「EditThisCookie」のポップアップには、閲覧サイトによって管理されているCookie(ファーストパーティ Cookie)がリストアップされており、クリックして折り畳みを展開すると、“値”“ドメイン”“パス”“有効期限”といった情報が閲覧できる。これらの情報はそのまま編集することも可能。Cookieの追加やインポート・エクスポート、検索などの機能は、ポップアップ上部にあるツールバーから利用することができる。
さらに、リストアップされたCookieの左側にあるボタンを利用すれば、当該Cookieの削除や保護(読み取り専用への設定)、フラグの設定などが行える。フラグの設定はフィルタールールの作成に利用するもので、Cookieをドメイン・名前・値などでブロックすることができる。
ソフトウェア情報
- 「EditThisCookie」
- 【著作権者】
- Francesco Capano 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4.1(14/09/28)