レビュー
“WebExtensions”を利用したスクショ共有サービス“Gyazo”のFirefox向け公式拡張機能
Google Chrome版と同様、部品・範囲選択・ページ・ページ全体の4モードが利用できる
2016年6月22日 17:13
「Gyazo」は、スクリーンショットの共有サービス“Gyazo”の「Firefox」向け公式拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Firefox」v47.0で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、閲覧ページを手軽にキャプチャーして“Gyazo”へアップロードすることが可能。「Google Chrome」用の拡張機能と高い互換性をもつという新しいAPI“WebExtensions”を利用して開発されているのが特徴で、すでにリリースされている「Google Chrome」版とほぼ同じ感覚で利用することができる。ただし、最新安定版の「Firefox 47」以降でしかサポートされていないので注意しよう。
利用するには、まず拡張機能のボタンを押す。すると、小さなツールバーが現れ、4つのモードを選択してキャプチャーを行うことができる。
1つ目のモードは、指定したHTML要素のみをキャプチャーする“部品”。ボタンをクリックすると、マウスカーソルの下にある要素が青くハイライトされるので、目的の要素にカーソルを合わせてマウスをクリックしよう。キャプチャーを中断したい場合は、[Esc]キーを押せばよい。
2つ目のモードは、指定した部分のみをキャプチャーする“範囲選択”。このモードになると閲覧ページをマウスで矩形選択できるようになる。HTML要素をまたいだ任意の部分をキャプチャーしたい場合に利用できる。
3つ目は、閲覧ページをキャプチャーする“ページ”モード。最後の“ページ全体”モードとの違いは、表示されている部分のみをキャプチャーする点。“ページ全体”モードでは閲覧ページを下まで自動スクロールすることで、表示されていない部分まで含めたページ全体をキャプチャーすることができる。
キャプチャーが完了すると、ブラウザー画面右上にスクリーンショットのプレビューが表示される。このプレビューをクリックすると、スクリーンショットの公開ページへアクセスすることが可能。スクリーンショットに編集を加えたり、説明文やハッシュタグを添えて、リンクを共有することができる。無償で取得できるアカウントでログインすれば、過去に撮影したスクリーンショットへアクセスすることも可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Gyazo」Firefox向け拡張機能
- 【著作権者】
- Nota Inc.
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.4.2(16/06/14)