レビュー
「VS Code」でMarkdownを扱うなら必須の拡張機能「Auto-Open Markdown Preview」
Markdownテキストを開くとエディタータブとプレビュータブを自動で並べて表示
2016年8月25日 06:05
「Auto-Open Markdown Preview」は、「Visual Studio Code」でMarkdownファイルをタブで開いた際、自動でその右隣にプレビュータブを並べて表示してくれる拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Visual Studio Code」v1.4.0で動作を確認した。“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。
「Visual Studio Code」は初期状態でMarkdown記法に対応しており、タブバーにあるコマンドボタンもしくは[Ctrl]+[Shift]+[P]キーで簡単にHTMLへ変換し、プレビューを新規タブへ表示することができる。しかし、このプレビュータブは同じパネルに新規タブとして表示されるため、編集と閲覧を繰り返すたびにタブの切り替えが発生してしまう。[エディターの分割]コマンドを利用すればエディタータブとプレビュータブを並べて表示することもできるが、Markdownファイルを開くたびにそれを行うのは面倒だろう。
「Auto-Open Markdown Preview」は、こうした「Visual Studio Code」のMarkdown編集に関する不満を解決してくれる拡張機能だ。エクスプローラーペインからMarkdownファイルを開くと、エディタータブとプレビュータブを自動で並べて表示してくれる。一般的なMarkdownエディターとほぼ同等の使い勝手を実現できるため、「Visual Studio Code」でMarkdownを編集する機会の多い開発者にはぜひおすすめしたい。
「Auto-Open Markdown Preview」を「Visual Studio Code」へインストールするには、「Auto-Open Markdown Preview」の公開ページに記載されているインストールコマンドをコピーしてコマンドパネル([Ctrl]+[P]キーでアクセス可能)へ貼り付け、実行すればよい。また、「Visual Studio Code」v1.3からは拡張機能ペインで検索してインストールすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「Auto-Open Markdown Preview」
- 【著作権者】
- hnw 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.0.3(16/07/12)