レビュー
日の出・日の入りに合わせてモニターの色温度を自動調節する「LightBulb」
「Windows 10 Creators Update」の“夜間モード”によく似た機能を古いOSでも実現
2017年9月25日 06:00
「LightBulb」は、モニターの色温度を自動調節するユーティリティ。Windows 7以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。“GitHub”のプロジェクトページからもダウンロードできる。
時刻に応じてモニターの色温度を調節して、PCを夜間利用する際の目の疲れを軽減するアプリ。日の出・日の入りの時刻をインターネット経由で取得し、夜になるとモニターを寒色から暖色へ、朝になると暖色から寒色へ徐々に変更してくれる。「Windows 10 Creators Update」で搭載された“夜間モード”によく似た機能で、古いOSでも同様の機能を実現したい場合に役立つ。
本ソフトはタスクトレイ常駐型のアプリになっており、設定のカスタマイズはタスクトレイのアイコンをダブルクリックすると現れるポップアップから行える。画面右上にある3つのアイコンをクリックすることで、左から順に[General]画面、[Geolocation]画面、[Advanced]画面へ切り替えることが可能だ。
メインとなるのは[General]画面で、昼間の色温度、夜間の色温度、色温度の切り替えにかける時間をそれぞれスライダーで調節する。右下の再生ボタンを押すと、時刻によって色温度が切り替わるさまを早送りでプレビューできるので、意図したとおりに設定されているかを簡単に確認できる。
日の出・日の入りの時刻を調べるのに必要な位置情報は自動で取得される仕組みで、[Geolocation]画面から確認可能。現在位置が誤っていても修正できないようだが、日の出・日の入りの時刻を手動で設定する機能は設けられているので、大きな問題にはならないだろう。そのほかにも、タスクトレイの右クリックメニューから「LightBulb」を一時的に無効化する機能などが提供されている。
ソフトウェア情報
- 「LightBulb」
- 【著作権者】
- Alexey Golub 氏
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.6.3.4(17/08/05)