REVIEW(11/04/07)
Windows 7のタスクバーをCPUコアの温度ゲージへ変えてしまう「Temp Taskbar」
「RAM CPU Taskbar」の兄弟ソフト、デスクトップを占有せず邪魔にならない
「Temp Taskbar for Windows 7」(以下、「Temp Taskbar」)は、Windows 7のタスクバーをCPUコアの温度ゲージへ変えてしまうソフト。Windows 7に対応するフリーソフトで、アート系コミュニティサイト“deviantART”からダウンロードできる。
本ソフトは、以前窓の杜で紹介した「RAM CPU Taskbar for Windows 7」(以下、「RAM CPU Taskbar」)の作者が作成したもの。コンセプトは同じで、Windows 7のタスクバー背後へゲージを配置し、“Aero”ユーザーインターフェイスの半透明デザインを活かして、タスクバーをCPUの温度メーターとして利用できる。
本ソフトが計測する温度は、すべてのCPUコアの平均温度。「RAM CPU Taskbar」と同様、利用率に応じてゲージの色を3段階で切り替え可能で、閾値や色をカスタマイズすることもできる。
本ソフトの特長はなんといっても“Aero”UIを活かしたデザインにあるが、ソフトやガジェットのようにデスクトップを占有せず、邪魔にならないという実用的な側面もある。とくに関東は計画停電に伴う節電もあり、これからの季節、CPUの利用率よりも温度のほうが気がかりなユーザーも多いはず。そんなユーザーにはぜひ本ソフトをお勧めしたい。
ただし、編集部にて試用したところ、一部の環境で正常に動作しなかったので注意。
- 【著作権者】
- anonymous-thing 氏
- 【対応OS】
- Windows 7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1