15GB無料のオンラインストレージサービス“Copy”

「Copy」v1.34.0508

　「Copy」は、15GBまで無料のオンラインストレージサービス“Copy”のWindows版クライアント。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。“Copy”のWebサイトからダウンロードできる。

　「Copy」は、特定フォルダ内を自動でオンラインストレージサービス“Copy”と同期できるソフト。同期フォルダは標準でユーザーフォルダ内に作成される“Copy”フォルダを利用するほか、任意のフォルダへ変更することもできる。

フォルダの共有機能

　同期フォルダ内のファイルやフォルダは一般公開することも可能なほか、指定フォルダを特定ユーザーと共有することもできる。また、ファイルの履歴管理も可能だ。さらに、リムーバブルドライブが接続された際にポップアップする画面からは、そのドライブ内のファイルを“Copy”へ同期することも可能。

履歴機能

リムーバブルドライブが接続された際にポップアップする画面

　ファイルなどの一般公開や共有、履歴管理はエクスプローラの右クリックメニューに追加される［Copy Actions］サブメニューから行える。また、本ソフトのタスクトレイアイコンからは“Copy”のWebサイトをWebブラウザーで開いたり、設定ダイアログを開くことが可能。

ファイルを右クリックした際の［Copy Actions］サブメニュー

フォルダを右クリックした際の［Copy Actions］サブメニュー

設定ダイアログ

　設定ダイアログからは、同期フォルダを変更したり、ユーザー情報を閲覧できるほか、同期中ファイルの管理ダイアログを開ける。同期中ファイルの管理ダイアログでは、同期フォルダ内の指定したファイル・フォルダのみを同期対象から外せるほか、ローカルで削除してしまったファイルをオンラインストレージ内にあるバックアップから復元することも可能。

指定したファイル・フォルダのみを同期対象から外せる

ローカルで削除してしまったファイルをオンラインストレージ内にあるバックアップから復元

　さらに、有償プランも用意されており、年間99米ドルもしくは月間9.99米ドルで250GB、年間149米ドルもしくは月間14.99米ドルで500GBに容量を拡張できる。ちなみに26日現在サービス開始記念として、他のユーザーを招待すると、自分と招待したユーザーに5GBずつ無償の追加容量がプレゼントされるキャンペーンを実施中。

　そのほか、“Copy”ではAndroid版やiOS版のクライアントアプリも用意されている。また、Mac用やLinux用のクライアントソフトも今後公開される予定とのこと。