レビュー
散らばったウィンドウをボタン一発でメインモニターへ集める「Come here windows」
マルチモニター環境はもちろん、ウィンドウが画面外から戻せなくなった場合にも
(2014/7/24 14:37)
「Come here windows」は、プライマリモニターの外側にあるウィンドウをプライマリモニターへ強制移動させるツール。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、プライマリモニター外にあるウィンドウをボタン一発でプライマリモニターへ集めることが可能。マルチモニター環境でウィンドウをプライマリモニターへまとめたい場合に役立つ。またシングルモニター環境でも、何らかの理由でウィンドウが画面外に移動して戻せなくなった場合のレスキューツールとして利用できるだろう。
使い方は簡単で、基本的に[移動開始]ボタンを押すだけでよい。確認ダイアログで[OK]ボタンを押せば、強制移動が始まる。このときチェックボックスをONにしておくと、ウィンドウが大きすぎてプライマリモニターをはみ出してしまう場合にウィンドウのサイズが自動で縮小される。
初期設定では(-29999, -29999)から(29999, 29999)の座標の範囲内にあるウィンドウのみが強制移動の対象となるが、この設定は変更することも可能。多くの場合、設定変更の必要はないが、意図的にプライマリモニター外へ移動しているウィンドウがある場合は、そのウィンドウが移動対象とならないよう適切に座標を設定しておくとよいだろう。
なお、管理者権限で動作しているソフトのウィンドウを強制移動させるには、「Come here windows」を管理者権限で起動しておく必要があるので注意。
ソフトウェア情報
- 「Come here windows」
- 【著作権者】
- 矢吹 拓也 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 0.11(14/07/22)