レビュー
角が丸く加工された縦長スリムな日本語フォント「こころ明朝体」
オリジナルの仮名文字と「IPAex明朝」の漢字を合成
(2014/10/7 16:33)
「こころ明朝体」は、「IPAex明朝」をベースにした派生フォント。Windowsに対応するOpenTypeフォントで、作者のWebサイトからダウンロードできる。商用時も含めて、あらゆる条件で無償利用することが可能。
オリジナルデザインのひらがなとカタカナに、「IPAex明朝」の漢字・英数字・記号などを合成し、画線の角がすべての文字で丸く加工されている。また、「IPAex明朝」の文字が縦長に圧縮されているのも特徴だ。
仮名文字のデザインは加工後の「IPAex明朝」と同じくスリムな一方、明朝体特有の装飾がほぼ省略されている。その結果、明朝体の優美な印象を残しつつも、堅苦しさが和らいでおり、やさしい雰囲気を醸し出す。
デザインの特性上、日本語部分は文字の間隔が広いので、じっくり読ませたい文章などに向いているだろう。
ソフトウェア情報
- 「こころ明朝体」
- 【著作権者】
- 中井 良尚 氏、独立行政法人情報処理推進機構
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.00(14/09/25)