レビュー
タブレットに指で字を書きながら漢字を覚えていける「小学生かんじ:ゆびドリル」
字を書く機会のない大人にとっても挑戦しがいのあるWindows ストアアプリ
(2014/10/21 16:13)
「小学生かんじ:ゆびドリル」は、小学生向けの漢字学習アプリ。x86/x64/ARM環境で動作するWindows ストアアプリで、“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。
本アプリの特長は、タブレットに指で字を書きながら漢字を覚えていけるところ。小学1年生から6年生が習う漢字1,006字のすべての書き取りや読み仮名を、学年別に学習できる。小学校で習う漢字だけで作られたちょっと難しい熟語が学べるドリル“チャレンジ熟語”などのコンテンツも用意されており、最近ペンで字を書く機会のない大人にとっても挑戦しがいのあるアプリとなっている。
なお、本アプリは一部コンテンツが課金制となっているが、新規リリースを記念して10月31日まではすべてのドリルが無償で利用可能。この機会に、ぜひ親子で楽しんでほしい。
ドリルに挑戦するには、まずホーム画面で学年、または“チャレンジ熟語”の“レベル1”か“レベル2”を選択する。チャレンジするコースを選択したら、次に“書き取り”“読みがな”“練習”のいずれかのコースを選択しよう。
試しに、今回は“書き取り”コースを選んでみよう。“書き取り”には“きそがため”と“力試し”の2つのモードが用意されている。“きそがため”モードではドリルが用意されており、“力試し”では全20問の書き取り問題に挑戦できる。ドリルを制覇したり、“力試し”で全問正解すると金・銀・銅のメダルがもらえるので、金メダルを目指して頑張ろう。
ドリルや問題に回答するには、まず画面左にある大きなマスに指で答えとなる字を入力し、マスの下にある3つのボタンを押して確定させる。するとマスに書かれた手書き文字がデジタル認識され、画面右側にある問題文のマスに入力される。左の大きなマスへ一度に入力できるのは1文字だけとなっているので、問題文のマスが複数ある場合は、文字の手書き入力と確定処理を繰り返そう。
もし手書き文字が間違って正しくない文字へ認識されてしまった場合は、消しゴムボタンを押せば書き直しが行える。回答の入力が完了したら、赤い丸ボタンを押して答え合わせをしよう。正誤が判定され、正しい答えが表示される。
“きそがため”と“力試し”の結果は、コースの選択画面にある“成績表”でチェックすることが可能。間違いやすい書き取りや読み仮名、平均点などを調べられる。もし間違いやすい漢字があれば、“練習”モードで繰り返し書いて覚えるとよい。“練習”モードで表示される漢字のフォントは文科省学習指導要領準拠の教科書体フォントが利用されており、正しい“はね”“とめ”“はらい”を身につけることもできる。
ソフトウェア情報
- 「小学生かんじ:ゆびドリル」
- 【著作権者】
- NEXTBOOK(株)
- 【対応OS】
- Windows 8.1(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(一部コンテンツは有償)
- 【バージョン】
- 1.1.0.0