レビュー

インストール済みのネットワークインターフェイスを列挙「NetworkInterfacesView」

ネットワークインターフェイスをON/OFFしたり詳細情報をレポートとして出力できる

「NetworkInterfacesView」v1.10
プロパティ画面

 「NetworkInterfacesView」は、ネットワークインターフェイス・ネットワークアダプターを一覧表示するシンプルなツール。64bit版を含むWindows 2000からWindows 10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、システムにインストールされているすべてのネットワークインターフェイスを列挙することが可能。現在アクティブになっているネットワークインターフェイスだけではなく、無効化されているインターフェイスや、以前にインストールされていたが今は利用されていないインターフェイスなども表示できる。

 リストに表示される情報は、ネットワークインターフェイスのデバイス名、接続名、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DHCPサーバー、ステータス、MACアドレスなど。ダブルクリックでプロパティ画面を開けば、それらをまとめてチェックすることもできる。左端のアイコンはネットワークインターフェイスの状態を示しており、緑が稼働状態、黄が非稼働状態、赤が切断状態であることを示している。ツールバーのボタンを押せば、ネットワークインターフェイスの有効・無効を簡単に切り替えることが可能だ。

 また、本ソフトは選択したネットワークインターフェイスの情報をHTML/XML/CSV/TSVなどの形式でエクスポートしたり、クリップボードにコピーすることもできる。実行ファイル単体で動作するポータブルアプリケーションになっているので、USBメモリなどに入れて持ち運べば役に立つこともあるだろう。

ソフトウェア情報

「NetworkInterfacesView」
【著作権者】
Nir Sofer 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows 2000から10まで(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.10(15/09/22)

(樽井 秀人)