【第41回】
Dropbox専用の文書ビューワー「GT-Document Lite for Dropbox」
Office文書や一太郎文書、PDF文書などを正確なレイアウトを保って表示
(11/03/09)
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、富士フイルム(株)製の“Dropbox”専用文書ファイルビューワーアプリ「GT-Document Lite for Dropbox」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。
Office文書やPDF文書、一太郎/花子文書、TXT文書、DocuWorks文書に対応
「GT-Document Lite for Dropbox」は、モバイル向けに文書ファイルを画像へ変換する技術“GT-Document”を使い、オンラインストレージサービス“Dropbox”に保存した文書を閲覧できるアプリ。Word/Excel/PowerPoint文書やPDF文書、一太郎・花子文書、TXT文書、DocuWorks文書のほか、JPEG/PNG/GIF画像にも対応している。
Dropbox内に保存された文書ファイルをいったん“GT-Document”のサーバーへ送信し、JPEG画像に変換したのちにダウンロードして表示する仕組み。編集やコピーなどの操作は行えないものの、正確なレイアウトを保ったままAndroid端末上で文書ファイルを表示できるのが特長だ。
ピンチイン・アウトによるズームイン・アウトやフリックによるページ送りが可能
初回の起動時にDropboxのアカウントを登録すると、その後はDropbox内のファイルやフォルダがリスト表示されるようになる。Dropboxのアカウントは複数登録することが可能。
ファイルには独自のアイコンが付加されており、ファイルの種類のほか、本アプリで表示できないファイルを一目で見分けられる。対応する文書ファイルをタップすれば変換処理が行われ、文書を表示可能だ。
表示した文書は指でスライドすることでスクロールできるほか、ダブルタップでズーム、ピンチイン・アウトでズームイン・アウトできる。また、左右へのフリックでページを送ったり、戻したりすることが可能。
なお、編集部にて試用したところ、一太郎文書や特定のファイルを表示しようとするとエラーが発生して表示できなかった。
- 【著作権者】
- 富士フイルム(株)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0