杜のAndroid研究室
第170回
知らない電話番号からの着信時にも相手の情報を表示「電話帳ナビ」
オンラインから取得した会社名や口コミを確認し、安心して電話に出られる
(2013/11/27 13:31)
『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、電話の着信時に、オンラインから取得した相手の情報を表示するアプリ「電話帳ナビ」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。
着信時に帯状ウィンドウで発信者の情報を表示
「電話帳ナビ」は、電話の着信時に相手の情報をリアルタイムに確認できるアプリ。オンライン電話帳サービス“電話帳ナビ”の公式アプリで、同サービスのデータベースで発信者の電話番号を検索して情報を取得し、着信画面に表示することが可能。端末の連絡先に登録していない電話番号から着信したときでも、表示される会社名や口コミなどを確認できるため、安心して電話に応答できるだろう。
本アプリは常駐型となっており、インストール後にアプリを起動すれば、あとはバックグラウンドで動作し続け、ステータスバーにアイコンが表示される。
電話を着信すると、Androidの着信画面に帯状のウィンドウが半透明表示され、電話番号検索で取得された発信者情報をリアルタイムに確認できる。発信者がデータベースに登録されている個人や団体の場合、氏名や会社名、住所や業種が表示され、それ以外の相手でも本アプリのユーザーによる評価や、投稿された最新の口コミが表示されて確認可能。電話への応答や拒否は、着信画面の通常の操作で行える。
通話終了後には口コミと評価を投稿できる
応答後、通話が終了すると、本アプリの口コミ投稿画面が表示され、通話相手に関するコメントを書き込めるほか、評価を“良い”“悪い”“判定できない”の3種類から選択し、[送信]ボタンをタップして投稿可能。また、口コミ投稿後の画面では、[端末の電話帳に登録する]ボタンから連絡先アプリを起動して電話番号を登録できるほか、[電話ナビで他の情報を確認する]ボタンをタップすれば、Webブラウザーで“電話ナビ”の電話番号ごとのWebページにアクセスし、他のユーザーから投稿された口コミなどを閲覧できる。
不在着信時も情報を確認でき、帯状ウィンドウのカスタマイズも可能
電話に応答できず不在着信となった場合には、本アプリの帯状ウィンドウがホーム画面に表示され続け、着信があった電話番号の情報を確認できる。着信画面と同様に会社名や口コミなどの情報を確認できるほか、[他のクチコミを見る]ボタンをタップしてWebブラウザーで“電話ナビ”の電話番号ページにアクセスすることが可能。
起動画面の[設定画面を開く]ボタンをタップして表示できる設定画面では、帯状ウィンドウのカスタマイズなどができる。文字サイズを調整するほか、“表示位置”のスライダーで帯状ウィンドウが表示される高さを変更可能。着信画面において、帯状ウィンドウが電話番号の表示位置などに重なってしまった場合に、位置を変更できて便利。
また、設定画面で“登録されている番号も表示”のチェックボックスをOFFにすれば、連絡先に登録されている番号から着信した場合は帯状ウィンドウが表示されなくなる。そのほか、“不在着信後も表示を残す”のチェックボックスをOFFにすると、帯状ウィンドウを着信画面のみに表示し、不在着信後のホーム画面では非表示にすることが可能。
- 【著作権者】
- Ride and connect, Inc.
- 【対応OS】
- Android 2.1以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.3.1(13/11/20)