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死別を経験したら「悲嘆深度・グリーフワーク診断」

悲しみの度合いを数値化して立ち直りに役立ちそうなアドバイスをしてくれる

(11/02/18)

「悲嘆深度・グリーフワーク診断」v1.00「悲嘆深度・グリーフワーク診断」v1.00

 大切な人を死別で失った深い悲しみ・悲嘆の状態(グリーフワーク)と、専門家などの手助けの必要性をアドバイスするソフト。身近な人が大切な人を死別で失ってしまったとき、どういったサポートができるか知る手がかりをつかむ一助として本ソフトが役立つかもしれない。

 “グリーフワーク(Grief Work)”という言葉になじみがない人もいるだろう。グリーフとは直訳すると“悲嘆”を表す。グリーフワークとは、配偶者、子ども、親兄弟、恋人、友人などとても身近な人と死別して悲嘆にくれる人がたどるプロセス、また悲しみから精神的に立ち直っていく癒しの作業を指す。

 悲嘆を癒し、さまざまな症状を軽くしたり抜け出したりするには、充分に悲しみ、何らかの方法で悲しみを表出して受け止める作業が必要だ。たとえば信頼できる場で心を解放したり癒しの機会を創り出すなどすると、悲嘆を軽減できるとされている。

 本ソフトは、この“グリーフワーク”に必要なアドバイスするもので、25の質問に対して“該当する”“中間”“該当しない”の3段階で答えると、グリーフの度合いを診断する。診断後は、“専門家の助けが必要な可能性”をパーセンテージで表し、グリーフワークに必要なアドバイスも表示される。

 大切な人との死別というのは、衝撃の強さが受け止める人ごと異なる上、めったに経験しないことなので、どうしたらよいかわからないこともだろう。しかも、実際に悲嘆にくれているとき、自分のその悲しみの深さや状態を測ろうとは思わないものだ。そこで、あなたの身近な人が大切な人と死別したとき、本ソフトでグリーフワークのサポートをしてみてはいかがだろうか。

【著作権者】
(有)鈴木葬儀社
【対応OS】
Windows NT 4.0/2000/XP(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00

(小松 佳那)