マルわかり!Windows 10 Mobileガイド

第8回

Windows 10 Mobileのスタート画面でタイルが自動回転するのが気になる?

アプリを起動しなくても最新情報を確認できる“ライブタイル”

 Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsの他、OSを取り巻く旬の話題などを日替わりで紹介する。

スタート画面で自動回転するライブタイル

 PC版のWindows 8/8.1やWindows 10を使っていないと、Windows 10 Mobileの“ライブタイル”という存在に首を傾げる方も少なくないだろう。ライブタイルとは、アプリを起動せずにスタート画面でニュースや天気、到着メールやスケジュールをタイル上で確認できる機能だ。

たとえば、標準状態でスタート画面にタイルとして表示されている「ニュース」などのアプリでライブタイルの動作を確認できる
数秒待つとタイルが自動的に回転し、現在受信済みコンテンツの別の内容に表示が切り替わる

 今回は詳しく解説しないが、アプリを“スタート画面にピン留め”することで、任意のアプリをスタート画面にタイルとして追加できる。

 なお、Windows 10 MobileはWindows 10と異なり、タイルのサイズを変えずにライブタイルを無効にする設定項目が用意されていないようだ。タイルを小さくすればライブタイルは無効になるので、タイルをスタート画面に残したいが、ライブタイルを邪魔に感じる場合は試してほしい。

タイルを長押しし、タイルの右下隅に現れる[サイズ変更]ボタンをタップする
タイルのサイズが小さくなったら、スタート画面の何もないところか[Windows]ボタンをタップして操作を完了させる

 ただし、「Outlook カレンダー」などアプリによってはタイルサイズが小さい時でも、ライブタイルが動作する仕組みが加わっている。その場合、本設定は意味をなさないのでご容赦頂きたい。