マルわかり!Windows 10 Mobileガイド
第27回Windows 10 Mobileで電話の着信音をオリジナルのものに変更したい
DRM保護されていないMP3ファイルが対応
2016年8月12日 08:00
Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsの他、OSを取り巻く旬の話題などを日替わりで紹介する。
カスタム着信音は本体に保存する?
「設定」の[パーソナル設定]-[サウンド]に並ぶ“着信音”セクションの[カスタムの着信音を利用する方法]をタップすると、「Microsoft Edge」が起動し、Bingで“Windows 10 Mobile の着信音を変更する方法”のキーワードで検索した結果が表示される。
検索結果上位にあるMicrosoftの公式サイトの情報によると、『ストアで“着信音”を検索してください』という説明があるものの、執筆時点では決定打となるアプリは見つからない。そこで今回はPCを使ってサウンドを作成し、Windows 10 Mobileデバイスにコピーしてカスタムサウンドを「電話」アプリの着信音に変更してみる。
Windows 10 Mobileが着信音としてサポートするサウンドファイルは、DRMに保護されていない30MB以下の音声ファイル。今回はMP3形式のファイルを用いた。WMA(Windows Media Audio)も対応しているようだが、Windows 10でも使用頻度が減っているため今回は未検証。ちなみに筆者が収集した情報の中には、プロパティ情報の“ジャンル”に“ringtone”を追加することで認識するという話もあったが、検証した限りでは特に必要なかった。
今回の検証で未解決だったのが、SDカードへのコピーである。本体と同じ“Ringtones”フォルダーを作成し、“desktop.ini”をコピーしてからMP3ファイルをコピーしてみたが、ドロップダウンリストには表示されなかった。この辺りは機会を見て、再度検証したいと考えている。
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