マルわかり!Windows 10 Mobileガイド
第51回Windows 10 Mobileスマートフォンのデータをバックアップしたい
標準機能で“OneDrive”にバックアップ可能
2016年9月16日 06:00
Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsの他、OSを取り巻く旬の話題などを日替わりで紹介する。
バックアップデータは“OneDrive”に格納
Windows 10 Mobileのアクション センターに“しばらくバックアップしていません。”という通知が現れることがある。これは、Windows 10 Mobileの標準機能であるバックアップが実行されていないからだ。バックアップ機能は十分なバッテリーと無線LANに接続した状態で実行される仕組みだが、何らかの理由でバックアップデータが古い場合、この通知が現れる。通知をタップすると[設定]の[更新とセキュリティ]-[バックアップ]が開き、バックアップ設定を確認できる。
バックアップ対象となるのは以下のとおり。ただし、メッセージングとカメラのデータについては、[更新とセキュリティ]-[バックアップ]とは別の項目で設定する必要がある。
- スタート画面
- タイルのレイアウト
- Microsoftアカウント
- パスワード
- 対応するアプリのデータ
- メッセージングのデータ(※別項目での設定が必要)
- カメラのデータ(※別項目での設定が必要)
アプリがバックアップ対象になるか否かは、アプリ開発時の設定で左右される。バックアップ対象かどうかは[更新とセキュリティ]-[バックアップ]-[その他のオプション]で確認できる。
なお、バックアップデータはすべて“OneDrive”にアップロードされるが、デバイスを初期化した際に固有IDが変わってしまうことがある。バックアップデータが重複した場合は、“OneDrive”から不要なバックアップデータを削除しよう。
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