マルわかり!Windows 10 Mobileガイド

第52回

Windows 10 Mobileで日々のリマインドを知らせてほしい

「Cortana」のリマインダー機能を使う

 Windows 10 MobileはモバイルOSとしての基本的な機能を備えているだけでなく、タッチパネル搭載のWindows 10パソコンに近い操作感で利用できるのが特徴だ。本連載ではWindows 10 MobileのTipsの他、OSを取り巻く旬の話題などを紹介する。

ちょっとした用事をリマインドさせるCortanaさん

 Windows 10 Mobileを利用する上で活用したいのが、「Cortana」のリマインダー機能である。ちょっとした用事を登録しておくことで、時間や場所に応じてメッセージを通知するため、うっかり物忘れしがちな方には実に有用な機能だ。かく言う筆者も毎日のアクションや、定期的に行う用事をリマインダーに登録して日々を過ごしている。

 ポイントは想起させるメッセージ内容と、通知するタイミング。「Cortana」のリマインダー機能は、場所や時間などをトリガーとして指定できる。例えばどこかへ赴いた時、もしくは帰ってきた時、もしくは指定した時間に通知が行われる。ただし、Windows 10 Mobile バージョン1511の「Cortana」は連絡先をトリガーとして指定できたが、iOS版「Cortana」は執筆時点で未対応なため、複数のデバイスをお使いの場合は選択しない方がよい。また、トリガーを指定しない場合、「出来る時」というカテゴリーに割り振られる。

「Cortana」を起動し、ハンバーガーボタン→[リマインダー]と順にタップする
新たなリマインダーを追加するため、[+]ボタンをタップする
[リマインダー]項目の“リマインダーの内容…”と書かれたテキストボックスをタップし、任意の内容を入力。続いてトリガーとなる[場所]や[時間]などをタップする
ここでは[場所]を選択する。テキストボックスで任意の場所を入力して絞り込み検索で場所を指定し、[到着時][出発時]いずれかのタイミングを選択できる。最後に[完了]ボタンをタップすれば設定完了だ
[時間]をタップした場合は、時・分をそれぞれ選択する。バージョン1607の場合は最初に[30分][1時間後][明日][その他]から選択可能
時間指定の場合、時刻以外にも日時や繰り返すタイミングも指定できる
これでリマインダーの設定が完了した
設定したリマインダーはトリガーに応じたタイミングで通知を送ってくれる
もちろんアクション センターから通知を確認し、操作を行うことが可能だ

 このように用事を想起させるリマインダー機能は実に便利だ。しかし、初期のバージョンから使い続けていると、不具合に出くわすことが多い。例えばバージョン1607は、リマインダーに写真を追加できる。だが、写真付きリマインダーはバージョン1511の「Cortana」では認識されず、一覧に現れることはない。

バージョン1607のリマインダー設定。[写真を追加]をタップすることでリマインダーに写真を追加できる
バージョン1607のリマインダー一覧。写真が加わるとイメージしやすい

 この現象はWindows 10 Anniversary Update完成に至るWindows 10 Mobile Insider Previewで確認し、筆者もフィードバックHubに投稿したのだが、本稿執筆時には改善されていない。一部のWindows 10 Mobileデバイスは、いまだバージョン1511のため、PC版のWindows 10 バージョン1607と組み合わせて使用する際は注意してほしい。なお、現行のWindows 10 Mobile Insider Preview(執筆時点のOSビルドは14915)の「Cortana」でもリマインダーを開くとクラッシュする問題が発生している。国内のデバイスでWindows 10 Mobile Insider Previewに対応しているのは、マウスコンピューターのMADOSMA Q501に限られているため、トラブルに遭遇するケースは少ないが、Windows Insider Program参加者は注意が必要だ。

 各所に問題があり、発展途上の感は否めない「Cortana」だが、開発コンセプトである「パーソナルアシスタント」は現バージョンで実現している。例えば日本からは使用できないが、PC版の「Microsoft Edge」でYouTubeにアクセスすると曲の歌詞を表示する機能の搭載も予定されているという。今後も連携サービスで広がりを見せる「Cortana」を、是非Windows 10 Mobileで利活用してほしい。

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